ショッピングカート
 砂上のエピタフ 
2017年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2010.12.30 (Thu)

ゼロの使い魔1

zero.jpg

なんとなく意外な選択と思う方もいそうですが、
別に私はそこまで厳格で高潔なわけでもないです。
どういう文章でも読むには読むって、普通にやります。
まぁ本当の好みとはずれるのは、否めないでしょうけど。
でも、昔はギャルゲそれなりに漁ったしねぇ。
孤独な少女への接近って好きなのです。

むしろアニメ化してここまでメジャーなんだから、
見所しっかり知っておきたい感じで、貪欲にリスペクトします。

【More・・・】

榊連続で読んだ後だと、文章の重さの落差がひでえwww
これこそ、コメディ漫画的に読めるラノベだな、と思いました。

一応三人称ですが、ほとんど人物の心情を掘り下げません。
むしろ主人公の一人称と思っても、ほぼ差し支えない感じです。
主人公の目線中心に、思ったことはそれなりに書かれるのですが。
感情・行動・結果がほぼストレートに結びつくコメディ調です。

あとあまりに物語だけだと考察も何も無いので、少しキャラの妙を考えます。
あとはシチュエーションの上手さについても。
意図したにしても、していないにしても、上手く設定できたらその時点で勝ちです。
思いつけないなら、思いつけないなりに、作用を考えて構築を学ぶべきです。


あとここのサイトで、2巻以降面白いと書いてるのだけど、
あまり読む気はしないような……。


P12<いきなり召喚>
日常生活も何もなしに異世界に召喚。
誰でも呼ばれうるような感覚にしているのかな。
現実の個人特定情報は名前以外は皆無になっている。

このやり方についても、この小説では上手くいっています。
これにより、現実世界のことや取り巻き・しがらみを考えることなく、
異世界のはちゃめちゃを楽しむことができます。
お気楽にファンタジー世界を一緒に眺められるんですよね。
主人公の現実世界なんかどうでもいいとして、遊べる。
あと、異世界に閉じ込めるんだし、現実気にしても仕方ないのです。
さらに主人公が一種の無個性状態のため、重ねやすいです。
この境遇にはどうにも誰でもなれてしまうようですし。
「もし俺が呼ばれたら……」
と妄想できるシチュはおいしいです。

P12~27<ルイズと会う>
魅力的な女の子ってのは、割と活発で自分勝手で、はっきりした子がいいのか。
なんというか会話しやすいタイプで、遠慮しない感じ。表情も豊か。

P27<ファーストキスなんだからね>
こういういじらしさが受けるのか。
何気に主人公もそうなのが、両想いフラグを匂わせて、ニヤニヤを誘う。
あと一気に男性の理想かなえている、ところも見事。
突然何も考える必要のない異世界、&美少女とキス、だもの。

P28<主人公自己紹介>
場面が沈静化してから、ようやく自己紹介をはさむ。
ここでは主人公の作内でのルイズへの自己紹介も兼ねている。

P38<現実には戻れません>
ここまで取り付く島もないと、逆に諦めというか割り切りがつく気も。
あと一応知ってる人が、知らない人と読者に一緒に教えているシーン。

P39<ルイズを改めて描写>
人懐こい動物、かわいい動物に例えて、親しみやすい感覚を抱かせる。
あとこういうくっつくかくっつかないか分からないで楽しませるラブコメは、
色恋を発生させない何らかの要素を一応置いておくべきなのかな。

P42<犬や猫扱い>
最初の立場や、感情の方向性をを示すところ。
逆にこれを少しずつ克服していくところが目標ともなる。
新しい日々の日課についても、ちょっと説明している。

P49<キュルケ登場>
胸の大きさをメロンなんて大雑把に表現するあたり、実にコミカル。
ぼん、と大雑把に想像していい感じが、読者を緩ませている。
漫画というか、それよりも直接的なイメージを抱かせる。

P55<殴らずに魔法使えよ>
割と魔法世界なら、こういう疑問は常に持っておいたほうがいいのかも。
あと直接ゼロの由来を言わないあたりに、ルイズの負けん気を感じる。

P59<鳥の皮ありがたいお、おいしいお>
一度、「主人公はペット扱い」と決めたなら、それに類する扱いを何度もして、
面白おかしく扱って、主人公らのいじり方を読者に覚えさせて、印象付けする。

P69<ゼロのルイズ>
サブタイトルの意味を明かして終わり。割とストンと落ちやすい。
この小説は1章が週間漫画の一話に近いようなノリになっている。

P70<第三章開始>
章の開始時に別のテーマを、(別の人から)投げかける。
これも漫画の今話の話題を振るような感じで、分かりやすい。

P72~P75<校長のセクハラ・コミュニケーション>
地の文と会話の比率で、会話でほとんどを説明している。
地の文は動きくらいでノリがいいと、コミカルに読めるのか。

P90<決闘フラグ>
負けん気が強い、とかこういう風に分不相応のトラブルに
首を突っ込んでしまうように使うのかぁ、ふむ。

P91<あのルイズが心配している>
主人公をぞんざいに扱っているルイズが心配してたら、
さすがに本当にヤバイフラグ。というか、根は優しいよね。

P96~P100<主張の決闘>
やっと主人公が主人公らしく、自分の待遇への疑問不満大半でも、立ち向かう。
あとルイズがペットとしてではあっても、心配してるのがニヤニヤなのかな。
そして、自分の矜持で「下げたくない頭は下げたくねえ」と向かうのは格好いい。
ただし、この力差と負傷だと、正直かなり現実味に欠けてしまう。
ここまでコメディと読者にノリを教え込んでいるからできるやり方なのかも。

P100<覚醒>
よく分からん魔法が作用して、主人公に力が宿っていて、その条件も効果も不確かで。
これから徐々にそれを探っていくのが、一つの軸になっていくのかな。
あと先生・生徒問わず、みんなこれに注目しているのが(召喚時でもそうだったけど)、
主人公の主人公たるスポットライトが当たっている存在と言うべきなのか。

P118<ルイズ看病>
優しくて、根は善良。あと、折りに触れて、違う面を見るたびに改めて、
可愛らしい、容姿はぐっとくる、を繰り返して、読者にかわいいことを印象付けている。

P120<ガンダールブ1章>
ここまで来て、ようやく1週間のスケジュールを流し読みさせる。
まぁこのラノベは異世界での日常生活がテーマだしねぇ。

P136<いきなり秘書の悪役フラグ>
来たばかりで、つっけんどんで、人を利用しようとして、何かを探っている。

P155<キュルケの誘惑>
やっぱりこういう風に主人公・ヒロインが決まっていると、そういうのは成立しないもの。
あと窓の飛び来る男達を迎撃していく様子は、とてもコミカル。

P169<タバサたん>
考え方が違うだけで、マイペースだけど、自分が必要とされたら協力してくれるのか。

P189<誘惑の値切り>
コミカルっていうのは、いろんな身勝手な思い通りに、ポンポンと運びやすいのが特徴かも。
(しかし、その思い通りについては、ほとんど悪意や敵意はない)
適当な感情が、結果に反映されやすいというか、何というか。

P210、P220<ルイスの矜持>
「使い魔を見捨てるメイジは、メイジじゃないわ」
プライドの高さが、貴族としてたまに気高さや殊勝さにつながっている。
力なくても頑張ろうとする姿は素敵なのです。

P233<ルイズの負けん気>
主人公に感化されて、ルイズがP100決闘の再現をする。
「敵に後ろを見せない者を、貴族と呼ぶのよ」いいなぁ、この健気さ。

P236<サイト、頑張る>
「悔しいからって泣くなよバカ。なんとかしてやりたくなるじゃねえか」
「こちとら、ゼロの使い魔だっつうの」
コメディ調だと、少し格好いい台詞でも、映えてくるから面白い。



<キャラクターレビュー>


○ルイズ

何が可愛く感じさせるかを、ある程度論じなくちゃ読んだ価値が無い。
概要としては、上にちょこちょこ書いてるのと重複しますが、書くと……。


活発で自分勝手……ぶっちゃけ内気なうちらは、引っ張られたほうがいい?
意地っ張り……子供っぽさと、いじらしさを感じさせるものなのか。
はっきりしている……ごまかしとかもないので、付き合いやすい
単に容姿がいい……しきりに、改めて見つめる機会があるたび、誉めている。
         あと、他の魅力的な子がいても、主人公はルイズが一番好みらしい。
         でも、即座に恋愛に結びつかずに、可愛らしい で止まっている。
健気で殊勝……負けを認めたがらないし、負けたと思おうとしない。
       また、意地とか向上心とか、矜持とかの高貴さがある。
       家柄に誇りを持って、同時に一定の自信もなくはない。
動物っぽい……気の強い子犬か何か。動物に例えられると、確かにイメージしやすいかも。
本当は優しい……本当に相手が危ない、感謝しているときは、優しく接したりする。
        いわゆるツンデレの典型ともされるけど、そのギャップがいいのか。
        ああ違う、そのギャップを主人公=自分にだけ示すからいいのか。
不器用……その辺は可愛らしさとか、子供っぽさの好感度につながる。


大体要約すると、コツとして見えてくるのは、小動物性だと思う。
ヒロインを小動物に例えて、そこから人間化するといろいろ見えてきそう。
どれにしても、人物を動物に例えて、魅力を見つめなおすのは、想像がしやすい。
小動物に限らず、何かモノに例えてみるのは、ある意味効果的なのかもしれない。

あと主人公を普段はぞんざいに扱いながら、時には優しいのもポイント。
本当は俺に気があるんじゃねーの 的な願望をくすぐるのは、いい要素。



○主人公サイト

ぶっちゃけ無個性キャラなのですが、うまく役割を果たしています。
ヒロインの鑑賞に徹するためには、特に立場も個性もいらないというか。
ただ、適当にトラブルを作ったり、ヒロインに心配させるためもあってか、
物事に首を突っ込みやすく、くじけないように設定されています。
よく突っ込まれるし、そのくらいの感覚やら積極性はほしいのか。

あと粘着質でないのもポイント。
粘着質でないから、主人公の現実のことも気にすることはありません。
戻ることにも執着せず、とりあえず目の前のことを心配していればOKです。
現実を敢えてすっぱり切って、感情移入させるのも一種の技術なのだなぁ。

あと付加された力とはいえ、やれるときはやれるのも頼りになる。
やっぱ何か力を秘めているのは、便利なのかな。万能感も強いけど。
スポンサーサイト
15:21  |  ラノベ備忘録  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。
本年も何卒、何卒昨年までと変わらぬご声援を・・・・・・(死線を乗り越えた姿で)
ネクサス |  2011年01月01日(土) 00:22 |  URL |  【コメント編集】

●謹賀新年2

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年こそは村瀬の部屋出演を目指して頑張ります。
うん、まずは目標を…。
はたして今年はどうなる事やら…。
人のブログで何言ってるんだ自分は。
???ネオス |  2011年01月01日(土) 00:39 |  URL |  【コメント編集】

●謹賀新年3

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ムラセルーム、楽しみに見させてもらってます。
オウカ |  2011年01月01日(土) 20:50 |  URL |  【コメント編集】

●Re:謹賀新年

>>ネクサスさん

何やら年末異様に忙しかったようで、お疲れ様ですw
NEXUSは今年の人気投票に切り込む有力候補です!w
容赦なく、応援させていただきますぜw
勉学の方も追い込まれてるようですが、
お体を大事に頑張ってくださいませ。


>>???ネオスさん

それはアブデス完結を狙っていると、受け取っていいのかw
今の段階でも全然出演はOKなんですけどね。
書いている真っ最中の方の悩み相談受付も、
主目的のひとつであったりしますしね。
そんなこんなで、そちらも充実した1年になるようにお祈りしております。


>>オウカっとビングさん
あけました、おめでとうございます。
村瀬の部屋、好評で何よりです。
これからもゲスト解体ショー頑張ります。
楽しみに応えられるよう、頑張りますねー。

多分、もうすぐにまた、募集開いちゃうかも……。
村瀬薫 |  2011年01月02日(日) 14:52 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://fiorism.blog53.fc2.com/tb.php/88-ed598a81

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。